【マース ジャパン リミテッド】猫がお出迎え、愛犬と出社! ペットフレンドリーなオフィス訪問


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目黒駅からほど近い、立派なオフィスビルの9階。
受付を通り過ぎると、2匹の猫がくつろいだり遊んだりする光景が目に飛び込んできました!

そんな驚きのオフィスが、今回紹介するマースジャパンリミテッド。
「カルカン®」「ペディグリー®」といったペットフードを扱う同社は、「ペットフレンドリー」の考えを自らのオフィスで実践しているそう。
社員のペットとの同伴出社も奨励していると言います。
そんな動物好きにはたまらないオフィスを、潜入レポートします!

会議にも参加?「会社がおうち」の2匹の猫たち

今回、オフィスをご案内いただいたのは、広報・渉外部の中村由帆さん。

「このビルに弊社が越してきたのは、2005年になります。入居の条件は『ペットが飼えること』。欧米ではすでに、ペットフレンドリーという考え方が比較的浸透しているのですが、日本ではペット飼育がOKというオフィスビルはまだ少なく、苦労しました。」

社内では2匹の猫を飼っています。猫たちの部屋は、ワーキングスペースに隣接しており、キャットタワーや猫用のベッドなどが置かれた広々したガラス張りです。

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「2匹とも性格が全然違っているんですよ。アメリカンショートヘアのウィスカーは、外交的で好奇心旺盛。一方の日本ネコの権之助は内向的な性格です。弊社は動物好きな社員が多いのですが、住宅事情で飼えない場合もあります。仕事の合間に猫と遊ぶのは、癒し効果もありますし、飼い主の気持ちが分かるので仕事にも生かされています。

さらに、猫のお部屋と廊下を挟んで向かいにある会議室とは、天井近くのキャットウォークでつながっています。

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好奇心旺盛だというウィスカー君、実際に取材中、私たちのいる会議室に遊びに来てくれました。
カメラの蓋を手で弄んだり、スリスリしてきたり。可愛すぎる!

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「会議室へのキャットウォークは後から追加したのですが、猫がいると場が和み、会話も弾むと好評です。ふわふわしたものに触るのって、気持ちがいいですから。」

そう言ってウィスカー君と触れ合う中村さんも、本当にいい表情。
取材スタッフも癒され、和やかな雰囲気に包まれます。

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しかしここは会社。猫たちのお世話はどうなっているのでしょうか。

「社内に獣医師がいますので、日々の健康状態のチェックも行っています。普段は社員で猫たちのお世話をしていますが、土日など、社内に人がいない場合はペットシッターさんにお世話をお願いしています。希望する社員がいれば、社員の家にホームステイすることもありますね。」

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毎日の食事は、もちろん自社のペットフード。
2014年秋発売の新商品「ドリーミーズ®」は、気まぐれな猫ちゃんとコミュニケーションを取りたい飼い主さんに向けた猫用おやつ。

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「猫のおやつはアメリカでは定着していて、すでに30種類以上のフレーバーがあります。ドリーミーズ®はアメリカNO1の猫用おやつで、日本オリジナルのまぐろ味を含む5種類の味を発売しました。」

ウィスカ君もお気に入りのようで、寄ってきてしまうので撮影場所を変えたほどでした。

同伴出社しているワンちゃんのもとへ

さらに、マース ジャパンリミテッドには、驚きの制度があります。
それが「ペットとの同伴出勤制度」。
導入後、オフィスに動物がいることで自然に会話が生まれると、社員の皆さんから好評だといいます。
さっそく、今日「出社」しているという2匹のワンちゃんのもとを訪れました。

ワンちゃんが鳴いたり走り回ったりして、騒がしいのでは?とペットを飼っていない筆者は思ったのですが、ペットがいるはずのオフィスはとても静か。

「同伴出社するペットは、1日2匹までと決まっていまして、予約制になっています。また、きちんと躾がされていることが条件なんです。また、ほかの会社の方々に配慮して、ペット連れの場合は荷物用エレベーターを使用しています。」

なるほど、オフィスでみんながペットと気持ちよく過ごせるように、ルールをきちんと決めているんですね。

「ペットを連れて通勤電車に乗るのは難しい場合もあるので、ペットと出社する際の車での通勤が認められています。出社時の交通費の一部は会社が負担します。また、ペットを飼い始めた時は、有給1日とお祝い金が支給されるんです。ペットが亡くなった時にも、忌引き休暇1日とお見舞金の支給があります。」
ペットを飼っている方には、充実した制度が整っているんですね。

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お仕事中の飼い主さんに抱っこされて満足げなのは、チワワのかえで君。
普段は家でお留守番をしているのですが、今日は都合により家にいられないため出社したそう。飼い主さんにお話を聞きます。

「月に一度くらい、一緒に出社しています。今日はタクシーを利用しました。
連れてくる日は、『いいところに連れて行ってもらえる!』という感じで、進んでケージの中に入りますよ。他社製品や自社製品のおやつなどをあげて、反応を見てみることもあるので、美味しいものが食べられるのも楽しみみたいです。
会社の同僚とも遊んでもらえるので、次の日はぐったりしていたりしますよ(笑)
私もペットと一緒にいると癒されますね。」

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かえで君、おやつをもらうのをいい子で待っていますね。
次に、ボーダーコリーとゴールデンレトリバーのミックスのブランちゃんを訪ねました。
仕事中の飼い主さんの足元で待機中でした。

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飼い主さん、同伴出社はいかがですか。

「月1回くらい同伴出社をしますが、その日は朝からブランのテンションがアップ。同僚に遊んでもらえるのが嬉しいみたいです。仕事中は、横にいたり、遊んだり、たまに社内を軽く散歩させたりもします。
一緒にいられることで安心ですし、私もとても嬉しいですね。」
ブランちゃんを見る目が、とても優しい飼い主さん。社員の方の、同伴出社制度への評判は上々のようです。

ペットを間に挟んで、いいコミュニケーションが図れそうですね。

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オープンなオフィスから発想が生まれる

ユニークな制度とともに、印象的なのはオープンなオフィス。
コミュニケーションが取りやすいようにと、仕切りや部屋のない、広々したワンフロアになっています。
「マース」の事業拠点は74か国以上あるそうですが、どの国でも、同じようにオープンなオフィスになっていると言います。
その中心を通る一本道は、犬の散歩道にもなっているそう。

ペットケア事業とともに、M&M’S®や、スニッカーズ®といった世界的に有名なチョコレートブランドの展開や、オフィスドリンク事業を行う同社。
オフィスに点在するドリンクコーナーには、自社製品が並んでいます。

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一番広いドリンクエリアは、まるでカフェのように素敵!
休憩やランチをするだけでなく、お仕事をするのもOKです。

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女子的にはこんなスペースが会社にあったら嬉しいですね。
女性管理職も多く活躍する同社では、ペットを持つ飼い主だけではなく、女性向けの制度も充実しています。
ワーキングママには、育休が最大2年間取れることに加えて、チャイルドケア休暇や、在宅勤務、時差出勤の制度があり、子どもの病気やイベントに対応できるようになっています。

ペットのためのよりよい世界を目指して

「ペットフレンドリー」をオフィスで実践するだけでなく、「ペット ラビング カルチャー」を広める活動も行われています。

普通の名刺とは別に、ペットの顔写真入り名刺を作ったり、社員のペット写真を卓上カレンダーにしたりして、「ペットのいるコミュニケーション」の輪を広げています。

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「ペットの一番いいショットを撮れるのは飼い主」と中村さんが語る通り、カレンダーには飼い主さんでなければ撮れない、ペットたちの愛くるしい写真がいっぱい。
名刺をもらった方々や、社員同士で、話題になることは間違いありませんね。

ペットにより良い世界を提供したい、と考える同社では、社会との様々な取り組みも行われており、東日本大震災の被災地を巡回するペット専用移動診療車「ワンにゃん号」の提供や、動物を保護するアニマルシェルターのスタンダードを普及啓発するセミナーの支援、社員参加型のボランティア活動などを行っています。

ペットにも、人にも幸せな世界を提供したいと考え、実践しているのがよく分かるオフィスでした。
ペットの「癒し効果」には科学的根拠があると証明されているとのことですが、取材スタッフも可愛いペットたちと触れ合い、実際に優しい気持ちでオフィスを後にしました。
(取材・文/浅見ゆり)

マース ジャパン リミテッド
本社 東京都目黒区下目黒1-8-1アルコタワー9F
設立 1976年7月
代表者 森澤 篤
従業員数 約220名
HP http://www.mars.com/japan/

 

 

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